養液栽培講座②「盆栽の養液栽培」

『『盆栽』の養液栽培って本当に可能なんですか?』盆栽園や愛好家の方々などから、しばしば尋ねられる事が多い質問です。根を四六時中、水に浸した状態だと、どうしても「根腐れ」になってしまうと思うからでしょう。

しかし、「根腐れ」の原因は、‟水の量”ではなく、‟酸素の量”にあるので、例え、根を水に浸した状態でも、きちんと酸素が根に行き届くような条件を作れば、全く問題ないのです。(他にも養液栽培には、「栄養(肥料)」「水質(水素イオン濃度)」、「光」「温度」など様々な条件があります。これらのお話はまた次回に!)

「水(養液栽培)で育てた盆栽」と「土で育てた盆栽」、実は大きな違いがあるんです!まず一番の特徴が「根っこ」です。

 

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カエデ(養液栽培)

土の盆栽だと、根は黒くて、太くゴツゴツしているのが多いのですが、水(養液栽培)で育てた盆栽だと、真っ白で細い根が無数に生えてくるんです。通常、土に隠れて見えない根を、こんな風に見ることができるのもAQUA BONSAIの楽しみの一つなんです!本当に綺麗で、生命を感じることができます。

もうひとつの特徴が、「葉っぱ」。

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宮様カエデ(養液栽培)

養液栽培で新しく生えてきた葉っぱは、もう赤ちゃんの肌のようにフワフワなんです。通常、「宮様カエデ」という種類は、葉っぱがすごく硬くて(ポテトチップスくらい)、見た目も触り心地もちょっと硬派な盆栽なんです。

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宮様カエデ(土で栽培したもの)

比べてみるとわかりますが、葉っぱ自体は別物のようになるんですね!

「綺麗な白い根」、「フワフワの赤ちゃん肌の濃い緑の葉」、これは養液栽培の先生いわく、「ストレスがない環境」によって、‟植物の本来の姿”になった、とのこと。つまり、土だと水(養液栽培)に比べて、根が自由に動くことができず、また、肥料も少ないため、ストレスが溜まり、ゴツゴツした根になったり、葉っぱが硬くなったりするのです(それはそれで好きですが)。

う~ん、養液栽培って本当に奥が深い!!

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