養液栽培講座①「夢の植物工場」

AQUA BONSAIでは、「養液栽培」の技術を作って、盆栽の水耕栽培を可能にしています。では、「養液栽培」って何でしょうか?

「養液栽培」とは(簡単に言いますと)、土を使わずに、栄養分を入れた水で植物を栽培する方法の事です。これによって、従来、田畑で育てるしかなかった植物が、どんな場所でも(例えばビルの中でも)栽培することができます。つまり、「空間(栽培場所)」の縛りから解放されます。

さらに、ハウスのような施設(植物工場)を造って、温度・湿度管理し、照明などで光合成管理をすれば、植物たちを1年中、“旬”な状態に保つ事ができ、夏の果物を冬に収穫することが可能になります。つまり、「四季(旬の時期)」の縛りからも解放されるのです。

オランダなどヨーロッパでは非常にメジャーな農業方法ですが、まだ日本ではコスト面などで広く一般的には浸透していないようです。しかし、東日本大震災の津波によって塩害に悩まされている地域で、この養液栽培の技術を使ってイチゴ栽培をしたり、日本の企業が中東の砂漠に植物工場を作り、日本の果物を栽培する実験を始めたりと、近年、日本でも注目度はますます高まっています。

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ビルの中でレタスの養液栽培(2013年撮影)

 

とあるファーストフード店のレタスが、ビルの中で作られた養液栽培のレタスだったり、バラなどの花卉、スーパーで1年中並んでいるバジルやイタリアンパセリなどのハーブ類なども養液栽培で作られたものが多かったりしますので、みなさんも知らない間に手にとっているかもしれません。

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バラの養液栽培(2013年撮影)

 

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イタリアンパセリの養液栽培(2013年撮影)

また、養液栽培だと、栽培中の肥料構成を厳密に管理できるので、肝臓病の患者さんのためにカリウムを除去した野菜を作ったり、リコピンを何倍も増やしたトマトを作ったりと、植物の成分すらも管理できる、夢の栽培技術なのです。

AQUA BONSAIでも、この養液栽培の考えを基に水耕栽培をしていますが、盆栽を水耕栽培で育てると、土の盆栽にはない、ある“特徴”が出たのです!!!この秘密は、また今度!

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