盆栽を本当に水で育てられるのか?~PHとEC編~

AQUA BONSAI(アクア盆栽)は、ただ盆栽を水に入れて育てているだけ・・・と思われるかもしれませんが、実は違います。なぜなら、盆栽を土から掘り起こして、水に入れただけでは、盆栽はすぐに枯れてしまいます。

枯れた松(実験当初)
枯れた松(実験当初)

盆栽の水耕栽培の実験を始めた3年前、盆栽はことごとく枯れてしまいました。実験で使った盆栽の数は何百本・・・。野菜(レタス、イチゴなど)や花(ヒヤシンス)などの水耕栽培を最近ではよく見かけますが、こうした植物は「草本(いわゆる草)」なので、比較的、水耕栽培も容易な面があります。しかし、盆栽などは「木本(いわゆる木)」なので、草と違って一年間の寿命ではなく、一生ものなので、長期間、水耕栽培させるのが非常に難しいのです。

水耕栽培のポイントはいくつかありますが、基本的なのが、PH(水のアルカリ性・酸性を示すペーハー)とEC(肥料濃度)です。水耕栽培では、PHが5.5~6.5の値にしておくと、一番、植物が肥料を均等に吸いやすくなると言われています。ECは樹種によって異なりますが、盆栽の適切なデータなどはないので、値を変えて1年かけて実験をしました。

松のEC、PH実験
松のEC、PH実験

水道水だけ、EC(肥料濃度)を下げてPHを上げたもの、ECを上げてPHを下げたもの・・・など、同じ環境条件で、いろいろな組み合わせを試してみました。

イボタのEC&PH実験
イボタのEC&PH実験

液体肥料なども、すべて配合(粉末)から盆栽に適したものを手作りしています。またPH調整剤も市販のものを使ってみたり、試しにクエン酸などイオン樹脂なども使って実験してみました。

実験を繰り返した結果、完璧とは言えませんが、ようやく盆栽に適したPHとECの数値を見つけることができました!

bonsai
宮様かえで

こちらがAQUA BONSAIの専用の栄養剤です!

水 盆栽 肥料
AQUABONSAI専用の栄養剤

「栄養剤A」と「栄養剤B」がEC(肥料濃度)を調整し、「栄養剤C」がPHを調整します。それぞれ2滴づつというのもポイントで、1滴が約0.06mlなので、2滴を250mlの水に入れることで、盆栽にちょうど良いECとPHに合わせています。

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